1981-06-03 第94回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
むろんすべてがそうではありませんけれども、いままでの主なものを挙げましても、予約売り渡し制度ができたのが三十年です。
むろんすべてがそうではありませんけれども、いままでの主なものを挙げましても、予約売り渡し制度ができたのが三十年です。
○工藤良平君 長官にもう一点お聞きしますが、現在の予約売り渡し制度の中に違約金という制度がございますけれども、今回のように非常に被害が集中的に同じ町村の中でありますと、この調整をするということが困難な場合もありますけれども、そういう場合に、もちろん県内における町村間の予約限度数量の調整によって行われるだろうと私は判断するんですけれども、個人的な責任において違約金を納めるというようなことは私はないと思
○瀬野委員 その中でも、予約売り渡し制度における概算金の増額等の問題も申し上げておるわけですけれども、報告がなかったようですが、それはそれとして、もう一点は、五月十五日に要求米価実現全国農協代表者大会が行なわれましたが、これはかつてない米価要求の、熱気こもった大会でございまして、全国一万一千名の予定が千名もオーバーして一万二千名という、立錐の余地もない米価大会でございました。
大臣、もう一点伺いますが、先ほど申しますように、予約売り渡し制度における概算金の増額ですね。これも食糧庁長官に五月十六日にも質問をし、大臣にも特にこれは検討をいただくようにお願いしておったのですが、これについては、現行千円を三千円にぜひしてくれという農業団体の要求等があっているわけです。
さらには、いま申し上げた予約売り渡し制度における概算金の千円から三千円の増額についても検討していただきたい。そして、先ほど申しました米価審議会のあり方についても、作付前に早急に開き、また、必要に応じては少なくとも年に二回米審を開くということで農民の期待にこたえていただきたい、かように私は思うわけです。
○瀬野委員 さらに、予約売り渡し制度における概算金の増額ということが昨日の大会でも決議されて、強い要請があったわけですが、先ほども食糧庁長官からこういうことに若干触れられましたが、御承知のように、予約売り渡し制度における概算金というのは事前の売り渡し申し込み制度でございまして、作付前に米価を決定し、売り渡し申し込みをするたてまえになっておることはもう皆さん百も承知のとおりであります。
そこで、もう一つ大事なことを先に聞いておきますが、ことしの三月七日の衆議院予算委員会において、私が大蔵大臣、農林大臣に米の問題を質問した際に、昭和四十五年度に生産される米については、政府に売り渡すべき米穀に関する政令に基づいて従前同様、いわゆる事前売り渡し申し込み制、予約売り渡し制度でありますが、この制度を存続して申し込みを受けて全量買うということについてはいかがかということをただした際に、農林大臣
御承知のように、施行令の五条の五でもはっきりしておるように、米は政府以外に売れないたてまえになっておりますし、昔の法律の規定がそのままあるわけでありますから、生産者を縛るような、生産者に義務づけるようなこの規定のしかたというものは、明らかに個人割り当て、義務供出、この時代の法形式のいわばなごりみたいなものでありまして、事前予約売り渡し制度になった昭和三十年以降は、明らかに実質が変わっておる。
しかし、そういう欠点を前提といたしましても、なおこの予約売り渡し制度の定着ということをねらいましてこの制度が続けられたわけでございますが、この制度も、ほぼすでに定着をいたしまして、たとえば本年などは、予約申し込みが八百十万トンというのが九百五十万トンも売り渡しがある。
予約売り渡し制度は地についた、こう見られるということから、この際廃止をしよう、こういうことを言ったわけでございます。 ほかの特別措置につきましても、同じようにその効果等を考えて廃止すべきものは廃止する。たとえば、本年の税制改正におきましても、価格変動準備金の率を下げている。
ただ、政府といたしましては、現在の政治情勢を考慮いたしまして、毎年こういう法律案を提案いたしまして、予約売り渡し制度が円滑にいくということを期待しておるわけでございます。その趣旨からいたしますと、個人についてそういう特例を認めるならば、農業基本法のたてまえから見て協業化を進める農業生産法人についてもその趣旨を認めるべきではないかという御議論は確かにあるのでございます。
○政府委員(齋藤誠君) 御承知のように、この予約減税制度は、従来の供出制度が、予約売り渡し制度に切りかわりました措置の一つとして、予約減税制度というものが出てまいったわけでございます。
さしずめ米の時期になってくるわけですが、三十八年度の予約売り渡し制度の前渡金二千円、これは米価が決定されますと当然払われてくるわけでありますが、この米価の前渡金の収入というのが農家にとって一番手っとり早い近い将来における収入の道になっている。したがって、この二千円を少し早く農家に渡していただくと非常に助かるわけです。こういったことができないかどうかということをお伺いいたします。
本制度は、昭和三十年予約売り渡し制度実施以来今日に及んでおるのでありますが、時限法といたしまして、毎年々々法案が提案されて実施されて参ったわけであります。このいわゆる予約減税なるものは、昭和二十六年以来米の売り渡しについて諸般の奨励金その他を整理いたしまして、それが石当たり千四百円に相当するものといたしまして、千四百円を非課税とする措置がとられて参ったのであります。
それ以前における一方的な予約税制度の廃止に対し、農民が強い不満を抱くのもまことに当然と思われるのでありまして、それがひいては農民の政治に対する不信となり、予約売り渡し制度に対する非協力を招来することとも相なれば、それははなはだ悲しむべき事態と申さねばなりません。
それ以前における一方的な予約減税制度の廃止に対し、農民が強い不満を抱くのも、まことに当然と思われるのでありまして、それがしいては農民の政治に対する不信となり、予約売り渡し制度に対する非協力を招来することとも相なれば、それははなはだ悲しむべき事態と申さねばなりません。
なお、予約減税の制度につきましては、これは三十年度の予約売り渡し制度の際に、それを推進するための手段としてとられたわけでございます。その当時は、農家の所得税の納税額が百億円をこえておった。今日は、この改正をしない税制によりますと、約十五億円になってしまうのであります。そういたしますると、当時ねらいましたところのこの供米売り渡し推進のための減税という意味は大半失われておる。
○小林孝平君 今もお話がございましたが、いろいろの条件を考えて、とおっしゃいましたけれども、昨年百円を復活いたしました最大の理由は、当初これは三年目であるから必要はない、こういうお話でありましたけれども、三年目であってもこの予約売り渡し制度というものを採用する以上は、当然申込金というものを出すのが建前である、これなくしては予約申込売り渡し制度というものの実体がなくなる、こういう意見が国会並びに米価審議会
それだというのに、一方的に、予約売り渡し制度が地についたから入れないということは、おかしいと思うのです。しかも、この予約売り渡し制度が地についたとかどうとかおっしゃるけれども、これは地についた理由は、この百円という加算金があったから地についたのです。そういう苦労をさしておいて、うまくいったから今度はやめるというのは、卑属に合わぬと思うのです。
もう一つは、消費者にとりましても、消費者側の配給の、基本配給、あるいは希望配給の日数は少ないでしょうけれども、そういう配給のてこがあるということは、消費者にとっても、一つの安定線を確保してあるわけで、こういう意味において、予約売り渡し制度というようなものに基いての、今の統制の継続をしていくのが適当である。こういうふうに考えております。
さらに、予約売り渡し制度は存続するという総理の言明でありますが、本制度実施以来行われて参りました予約奨励金石当り百円、並びに時期別価格差奨励金を削除いたしておりますることは、理論的には理解できるといたしましても、生産者は、すでに米価の一部として受け取っておる現状からいたしますれば、生産意欲を減殺する結果となるでありましょう。
さらに予約売り渡し制度は存続するという総理の言明でありますが、木制度実施以来行われて参りました予約奨励金石当り百円並びに時期別価格差奨励金を削除しておりますることは、理論的には理解できるといたしましても、生産者はすでに米価の一部として受け取っておる事情からいたしますれば、生産意欲を減退する結果となるのでありましょう。
が、しかし、先年来、事前の予約売り渡し制度という制度に改め、この政府の制度に共鳴をして、一刻も早く国民の食生活に不安定なからしめるような売り渡しをしてほしいということで、政府が奨励をするための施策として充てられておりますので、私は、当然こういう種類のものは、一般会計において負担すべきものであって、消費者が直接それを負担するという姿はおかしいんじゃないか、こう思うのであります。